簿記3級出題範囲改正に関する所感

2019年度から日商簿記3級の出題範囲が大幅に改正されます。従来の3級は「個人事業主」を対象としていましたが、今回から「小規模法人」に変更されました。3級レベルであっても、法人の経理を学んだ方が実務において役立つとの判断と考えられます。

具体的な改正は以下の通りです。

主な追加論点→クレジット売掛金、電子記録債権・債務、消費税、法人税、株式会社会計(簡単なものに限る)、証ひょう(領収書等の読み取り)

主な削除論点→当座借越の期中処理、有価証券、引出金、消耗品の振替処理

追加論点・削除論点を見ますと、あまり実務で使われないものが削除され、実務で見かけることが多いものが追加された印象を受けます。従来は会社の採用担当者の方から、「簿記3級には合格していたけれど、実務には全く対応できていなかった。」という声も聞かれました。しかし、今回の試験内容でしたら、3級合格者が基礎的な経理の知識を身につけていると判断して良いと思われます。

とはいえ、やはり実務では学習した通りにいかない部分も出てきます。経理・税務に関してお困りのことがございましたら、当事務所までお気軽にご連絡下さい。

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